
第18回 全体会合
会合内容
第18回の全体会合を2024年8月22~23日に東京で開催しました。
産業界・大学・研究機関から総勢97名が現地で参加しました。
今回は、以下の報告リストに沿って、
これまで進めてきた原型炉JA DEMOの概念検討の成果概要を特別チームメンバーで共有し、
今後の検討の進め方について議論を行いました。
また、特別チームに設置予定である「規格・基準グループ」と協力して活動する予定の BRiDGEプログラム(研究開発とSociety5.0との橋渡しプログラム) について、 プロジェクトディレクターから報告があり、 原型炉建設・運転に向けた規格化/国際標準化及び若手人材育成の進め方 について意見交換が行われました。
2日目の総合討論では、 最近のフュージョンエネルギーによる2030年代の発電実証を目指すという要請を踏まえて 「発電実証のさらなる前倒しの可能性」について議論が行われました。 ここでは、8月19日に行われた 第36回原型炉開発総合戦略タスクフォース において議論されたITERサイズ原型炉の発電規模と段階的なアップグレードの 内容を基に活発な意見交換が行われました。 参加者からは、超伝導コイル導体の研究開発の必要性や産業界の技術継承など、 重要な意見が出されました。
特別チームでは、今回の会合での議論内容も考慮し、 引き続き原型炉概念検討や基盤技術のR & D活動を進めて参ります。
第18回全体会合の様子